家相を良くし、効果を上げるための「人と住まいの関係」について、精神的な法則と住空間の暗示作用を応用した家相観法について、私なりに研鑚を続けている中で、
人が苦境から脱出できず立ち直ることもできない程のダメージを与える凶相の住まいというものは、肉眼で見る物理的現実世界には存在しないと考えます。
仮に現在の住まいが物質的に家相が悪いといわれる住まいであったとしても、そこに住む人が心の働きを理解し、自然界の原理に照らした調整をすることによって、
「精神の目」ともいえる直観力が養われ、「住まいの相と心の相」の因果関係が見え、対処改善ができると考えます。
家相の良い家に暮らすことが人生において大変重要なことであるのは、住まいが人の顕在意識と潜在意識に働きかけ、思考の習慣性を生み出し、生命を運ぶ乗り物的な役割をするからだと考えます。
人が本来持っている無限の潜在エネルギーを発揮しやすくしてくれるのが吉相の住まいの要件であり、心的空間に吉相の住まいを築くことが家相観法の奥義ではないかと考えます。