家相観法において重要なことは、人と住まいの相互作用における因果関係を探り出し、改善策を見出すことです。
「世の中の乱れは住まいの乱れ、住まいの乱れは心の乱れ」に通じていると思います。
そして心の乱れは家庭の乱れとなり、家庭の乱れが世間の乱れとなり、世間の乱れが国の乱れになり、自然界の乱れに通じ、
やがて宇宙の乱れにもなり、超次元の時空までが乱れ、輪廻転生の精緻な出会いのリズムまでをも乱していくことになるのではないかと思います。
そしてこの乱気の元凶は、私達一人一人の心の用い方に端を発しているのではないかと考えます。
住まいには心の影が差しています。
家の相には心の姿が溶けこんでいます。
身と心が不二であるように、家と人も同心であるように感じます。