私は家相風水の診断をさせて頂く機会は多いのですが、住まいが吉相であるか凶相であるかの判断基準になる傾向性や波動性について客観的に分析できたとしても、
家相の作用の吉凶について最終的な判断を下すことができるのは、他でもない住む人自身ではないかと考えています。
家相が気に掛かる人に多い傾向として、現状への不安や不満、悩みや迷いを抱え、その原因をご自分の外部に求めがちで、家相もその外的要因として悪い方へと断定的に決めつけておられるようです。
家相というのは不思議なもので、人の心の働きや精神的な法則性が見事に反映されています。
家相の極意は人の心の家を吉相に構えることであり、心と体と住まいの在り方を天地自然に倣うことではないかと考えます。
この大前提として、自分の心に神仏が住すると覚知することが住まいの吉相効果をより高め、具体的に幸せな生活として創出することができると先哲は教えてくれています。