目的は自分のために持たなければならない。
自分自身の内から湧き上がってくるような感じの中にこそ真なる自分の目的がある。
理性で考えただけの目的は往々にして自己欺瞞に陥りやすい。
自分自身を愛することが何より優先されるのであり、最優先で気を配るべきは自分自身なのである。
自分自身を第一に心配しないで、他人への心配を優先していては自分の目的から逃げていることになる。
自らの目的を指し示すことができるのは自分をおいて他にない。
他人に示された目的に向かうことを魂は拒否する。
目的を決めることと達成手段を考えることは別物である。
目的達成のための手段を事細かに考えれば考えるほど、目的の実現は遠ざかることが多い。
目的=達成手段と考えてしまう固定的な観念を打ち破ることで、目的の達成は近づくのである。
達成手段は現実的な努力の中で具体的に考えることであり、目的そのものに持ち込んではいけない。
目的の達成は魂の喜びでありスピリチュアルオブジェクトである。