家相で北西の欠けと張りの吉凶と対策法は?西北方位は男性に特に大切

家相風水カウンセリング建築士の大橋正和です。

張りと欠けは、住まいの外観上の個性であると同時に、気のエネルギーに方向性や運動性を与え、人の運命の傾向性を暗示する重要な空間情報でもあります。

この記事では、北西方位(西北)にスポットを当て、北西方位に欠けや張りがある場合の影響と対策法について解説していきます。

北西方位(西北)の欠けの影響と対策法とは(家相風水の観点より)

北西は易の象意における乾であり「天」を意味しています。

家族の定位では「主人の定位」となり、北西が大きく欠けると「主人短命の相」といわれるのは、天の象意と主人の定位が欠けるといったことに通じているからであると考えます。

 

北西方位(西北)の大きな欠けは、女系家族の傾向性を強めます。

先祖伝来の家督を大切に守っていかれるためには、北西方位を吉相に構えることが大変重要です。

また、北西方位の大きな欠けは、父権の失墜を招きやすく、道徳心、信仰心の欠如を生じさせる傾向があります。

現代においてはビジネス的宗教に迷い込み、財産を失ったりする傾向も北西方位の凶相と無縁ではないように感じております。

 

西北方位に大きな欠けがあると、父親の権威が弱く、子供が一人前になると親(特に父親)を見捨てたり、親元を遠く離れるといった傾向も出やすいです。

そして、主人の浮気に負けず劣らず奥さんが浮気に走り、家庭崩壊を招くといった点や、再婚や女系(主人短命)の相も強調されてしまいますので注意が必要です。

特に土地が欠けている場合には、建物の西北方位に張りを持たせるなどの工夫をしないと、やがてその土地を手放してしまうといった結果になる可能性も高いので、ご留意下さい。

北西方位(西北)の張りの影響と対策法とは(家相風水の観点より)

北西方位のほど良い張りは、天恵の相となり、地位、名誉、財産の継承には特に吉相になるとされています。

長年、家相風水鑑定をしている経験上からも、素封家(財産家・大金持ち)の方の家相と合致する点も多いと感じています。

また、西北の程良い張りの場合、一家の主人が健康で活力旺盛、家業隆盛、子孫繁栄の傾向が強まります。

 

ただし、西北方位が張り過ぎの場合には、主人は昔気質の典型的な亭主関白型で傲慢なタイプになりやすく、外に女性をつくったり、時には家まで連れてくるような事態を招いたりします。

その結果、妻はノイローゼになったり、精神的ストレスから病気がちになりやすく、ご主人が更に浮気に走るといった悪循環が生まれやすいので要注意です。

西北方位の張り過ぎは女性短命の相ともいえますので、避けていただくのが賢明です。

 

北西方位が張り過ぎの場合に注意したいのは、表鬼門(北東)の欠けと、裏鬼門(南西)の欠けです。

表鬼門(北東)の欠けの場合には、長男に関する問題発生(登校拒否、不良化、家出など)の傾向が出やすいです。

裏鬼門の欠けの場合は、離婚問題の発生を招きやすくする傾向がありますので、風水調整されることをおすすめします。

北西方位(西北)の吉凶作用について(家相風水の観点より)

北西方位(西北)は、人体面では頭部と胸部に関係があり、北西方位の凶相は、自然の心に近い子供達に影響が及びやすいので注意が必要です。

集中力の欠如、元気がない、虚弱体質、小児喘息など呼吸する力の弱さに起因する傾向があります。

 

家相設計における西北方位の留意点は家の中心からみた西北線上のトイレを避け、なるべく欠けを作らないということです。

住まいの西北方位は、なるべく高級な素材で仕上げることが西北方位の特性の美点を引き出すポイントになります。

 

西北は易における「乾(けん)」であり、すべてが陽爻(ようこう)となる卦で、易の陰陽思想の中核を成すと言っても良いと思います。

「乾」は一言でいうなら無量無辺の「天」を象意とし、太陽、男性、広大、強大、宇宙、支配、自然の法則、真善美、神、絶対、創造、高級等が概念になります。

 

「坤(こん)」は南西の女性的原理であるのに対して、「乾(けん)」は男性的原理であり、創造の始まりのエネルギーは男性が有すると一般的には考えられています。

また「乾」は人においては父、夫、聖人、君子、大統領、社長、資本家、紳士、専門家、僧侶、易者、等が象意になるところから、西北方位は男性にとって大切な方位とされています。

 

色彩においては白がイメージカラーになります。

九星においては六白金星の定位となり、西北方位を吉方として用いることにより、自分にとって有益な目上の人と知り合えたり、勝負運や金運に恵まれ、決断力や度胸がつくと言われています。

その反対に、北西を凶方として用いた場合には、地に足が着いていないような言動が多くなったり、投機的なことに走り失敗するといった作用が現れがちです。

また、事故に遭いやすくなったり、男性は自宅に帰る気がなくなるといった兆しも現れてきます。

 

身体面における西北方位が凶相の場合の特徴は、慢性頭痛や胸部疾患、血圧、精神異常等が挙げられます。

まとめ(北西方位の欠けと張りの吉凶と対策法)

北西方位(西北)が大きく欠けるのは凶相で、「主人短命の相」となります。

特に、土地が欠けている場合は、その土地を手放すことになりかねませんので、建物の西北方位に張りを持たせるといった対処が必要となります。

北西方位の程よい張りは吉相で、地位や名誉に恵まれ、一家の主人が健康で、子孫繁栄の傾向も強まります。

ただし、張り過ぎの場合は、一家の主人が亭主関白型の傲慢なタイプになりやすく「女性短命の相」となってしまうため、バランスが大切です。

 

建物の張りと欠けを人に例えると、積極性と消極性で表現できます。

それに加えてもう一点大切なことは、室内と室外の空間波動が人に無意識的な働きかけをし、その結果としての習慣性が運気にも作用するという点です。

住まいの間取りを考える場合に、自分の人生の傾向性を振り返り分析しながら、方位の特性を活用することが吉相の住まいづくりに通じる道と考えます。


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