家相で南の欠けと張りの影響と対策法は?子供との関係性も解説

家相風水カウンセリング建築士の大橋正和です。

この記事では、南方位に欠けや張りがある場合の影響と対策法について解説します。

南方位の部屋は日当たりも良いため、子供部屋にしているという方も多くいらっしゃると思うので、子供と南方位との関係性についても併せてご紹介します。

南方位の欠けの影響と対策法とは(家相風水の観点より)

南の欠けは、ほど良い欠けであれば、東南と南西にほど良い張りを生じることから、二軒の家を持てる吉相であるといわれています。

しかし、南方位の大きな欠けは、様々な争い事が生じやすく、張り過ぎと同様に、色情、火難、裁判沙汰などを招きやすい傾向が出やすいです。

また、南の大きな欠けは、自然の気の流れに大きな乱れを生じさせるため、常識では考えられないような出来事や、異常な人格形成に結びつくことが稀にあるので要注意です。

 

南方位は身体における「心臓」「眼」「頭部」に関係があるとされ、住まいの南方位の吉相の張り欠けは、老化の予防に大変効果的であると考えます。

逆に南の凶相(南に大きな欠け、池、台所、トイレ、浄化槽などがある等)は、

・心臓の働きが弱くなる
・眼の病気や視力障害が出る
・頭脳障害が出やすくなる
・病弱短命(特に長男)

といった傾向がありますので、南方位の極端な張りや欠けは、家相学的には禁物となります。

なお、健康面以外でいうと、南方位が凶相の場合、家系の断絶傾向が出やすいです。

また、そこにお住まいの人は他人の負債を背負い込みやすいので、対策としては「他人の保証人には絶対にならない」ということが肝要です。

南方位の張りの影響と対策法とは(家相風水の観点より)

南方位は九星における九紫火星の定位であり、太陽エネルギーの最盛期を象徴し、火が次から次へと燃え広がるが如き「華やかな社交性」も意味しています。

南方位の象意には、学問、頭脳、精神、生死別、信念、知恵、発明等があり、南方位のほど良い張りは、これらの象意が美点となり光り輝いてきます。

 

ただし、南が張り過ぎると、陽のエネルギーが強くなり過ぎてしまいます。

南方位の張り過ぎは、

・目上の引立てがなくなる
・心の陰影が極端につき、色情に走る

といった傾向が出やすくなるので注意が必要です。

また、火傷、火難に遭いやすく、短気が衰運を招く相となります。

南方位の凶作用とは(家相風水の観点より)

南方位の象意(凶作用)としては、以下のようなものが挙げられます。

・派手な行動が裏目となり、その行動を悪意で解釈される
・少しの失敗も大きく取り上げられる
・欠点が目立ちやすくなる
・離婚や別れ話のもつれによる裁判沙汰等のトラブルに遭いやすくなる

なお、地相的に南が高く北が低い土地は、南方位の美点が薄れます。

ビジネス面において集中力がなくなり、移り気になったり、協調性がなくなったりし、信用失墜と実績低下を招きやすくなる傾向があります。

また、南高北低の地相は火の持つ危険性が強調されることにより、すぐに頭に血が上り、感情的になったり、火災や爆発事故等に遭遇しやすくなるといった、あまり望ましくない傾向も現れやすいので注意が必要です。

南方位と子供との関係性について(家相風水の観点より)

南方位は明るく暖かい感じがするので、子供部屋に適するとお考えの方も多いと思いかもしれませんが、意外に落ち着かず、勉強に集中できず、遊びのことばかりが気になるといった傾向が出やすいです。

そのため、特に受験期の子供さんには南方位の勉強部屋は避けたいところです。

 

南方位は住まいに生活する家族の中でも、とりわけ子供の人格形成や思考習慣に大きな影響を及ぼす方位であると感じます。

現在の住まいが家相的に凶相の場合、ご自分が幼年期を過ごした住まいの南方位に問題のあることが多いのは、外界の環境に左右されやすく影響を受けやすい幼年期に、住まい(家相)の持つ凶相の潜在情報が無意識のうちに潜在意識に入り込んでいると考えられるからです。

幼少期における住まいの空間情報が心と体に影響を与え、運命の吉凶にも及び、住まいの気の流れと波動が人生に対する心構えを築く重要な因子になると考えられます。

住まいを購入される動機として、「子供の住環境を良くしたくて…」とおっしゃる方は多いのですが、子供にとって快適な住環境を整えるためにも親自身の幼少期の住まい(家相)を思い出しながら住まいづくりをして頂くことが大変重要です。

家相風水上、南方位は先見の明をきかせる大切な方位

南の方位は易における「離(り)」であり、九星では九紫火星の定位となります。

象意は「火」の性質を示し、その概念として光明、美、現出、競争、華麗、信念、離別、乾燥、発明、学問等が挙げられます。

色彩においては、赤と紫が南方位のイメージカラーとなり、人においては、次女、学者、芸術家、美容師、鑑定家、裁判官等となり、中年女性との関わりが深い方位でもあります。

身体面では、目と心臓と頭部が南方位の象意といわれています。

 

南を吉方として利用することで得られる特徴として、良くない人間関係が清算できたり、恋愛におけるお付き合いの良否がハッキリするといった点が挙げられます。

頭や感が冴えることによる新しいアイデアや発明発見により、知的分野での才能が大きく開花するといったことも南方位の吉的影響が考えられます。

火の持つ明るさの象意から、南方位は「人生の前途を開く、先見の明をきかせるための大切な方位」であるということを覚えておいていただければと思います。

まとめ(南方位の欠けと張りの影響と対策法)

南方位の欠けは、程よい欠けであれば吉相といえますが、ある一定以上になると健康面でも人間関係においても心配な点が出やすいので、バランスを家相風水の専門家にみてもらうことが大切です。

張りも同様、張り過ぎは禁物です。

また、子供部屋を南方位に配置する間取りは、勉強に集中しづらいといった傾向が出やすいので、特に受験期のお子様のお部屋としては望ましくないと言えます。

家相風水を意識した住まいを考える上では、玄関の位置も非常に重要です。

南方位の玄関の場合については、以下の記事を参考にご覧ください。


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