家相で南西(裏鬼門)の欠けと張りの対策法は?女性と不動産に縁あり

家相風水カウンセリング建築士の大橋正和です。

裏鬼門と呼ばれる住まいの南西方位は、一家の主婦にとって大変重要な方位です。

この記事では、南西方位(裏鬼門)に欠けや張りがある場合の影響と対策法、女性と不動産との縁について解説します。

南西方位(裏鬼門)の欠けの影響と対策法とは(家相風水の観点より)

婚期の遅れ、出戻り、子宝(特に女の子)に恵まれないなどの場合、裏鬼門の南西方位に家相的な問題が潜んでいることがあります。

南西方位のほど良い欠けは問題なく、控え目で思慮分別のある福徳安泰の相になります。

ただし、南西方位の大きな欠けは、主婦の家出や病難を招きやすいため、家相学的にもなるべく避けてもらいたいと考えます。

女性の酒乱、色情、ギャンブル狂も南西方位の大きな欠けが影響することもあります。

特に独身女性は、南西方位が欠けた建物に一人住まいをしない方が無難です。

ちなみに、南西の大きな欠けは、女性に様々な災難が起こりやすいだけでなく、不動産に関する争いが起こりやすいという傾向もあります。

 

なお、裏鬼門である南西方位に、トイレ、浴室、台所等の水回りを配置する間取りは望ましくないため、これからマイホーム購入をしようという場合にはご留意ください。

身体との関係からみると南西方位の凶相(大きな欠けや水回り)は、胃腸系統との病気に結びつきやすいです。

南西方位(裏鬼門)の張りの影響と対策法とは(家相風水の観点より)

裏鬼門の南西方位は主婦の定位とされていますが、南西方位が大きく張り出すことは、女性の持つ強い面、心配性、苦労性の面を特に強調することに通じます。

このことから、南西方位の大きな張りの傾向として、

・主婦が働き者とならざるを得ない環境と運気を引き寄せやすい
・主人が短命となる「後家相の代表格」

といったことが挙げられます。

南西の象意である母や妻の特質が強調され過ぎ、「満つれば欠ける」自然の流れが時として急がされ、苦労性が習慣化され、後家的な人生を招きやすくするのではないかと考えられています。

女性の特質を備える南西方位が張り過ぎることは、女性を強くし過ぎる作用が働き、反作用として男性が弱くなる傾向が強まるということです。(かかあ天下の方の住まいは南西が張る傾向が極めて高い)

 

南西に大きな張りがある場合の対策としては、北西を欠けにしないようにすることが家相学的に重要です。

これは、主婦の定位である南西と主人の定位である北西のバランスが大きく崩れることを防ぐためです。

ただし、ご夫婦によっては特異なバランスの生活形態の方もいらっしゃると思いますので、家相学的にもご家族の特質の美的伸長を第一に考えることが大切です。

南西方位(裏鬼門)の凶作用の注意点(家相風水の観点より)

南西方位の家相学的なイメージは「万物育成の母なる大地」といった感じであり、易の「坤(こん)」の象意である母、妻、老婦人、参謀、後援者、忍耐、努力、勤勉、従順、気苦労、無知、無力、迷い、育てる、包容、地味、平穏、土地、家屋などとも結びついています。

南西は九星の二黒土星の定位でもあるので、特に申年で二黒生まれの人は、敷地と住まいの南西方位が凶相とならないように気を配る必要があります。

 

長年の家相風水鑑定の経験上、建物の張り欠けに関する暗示の中で、南西方位の影響が最も表れやすいと感じています。

家相設計における南西(裏鬼門)方位に対する注意点は、

・南西方位の中心線から左右3.75度はなるべく壁として閉じておく
・トイレ、浴室、キッチンシンクを設けない

ということが非常に大切です。

裏鬼門の南西方位は大気の作用において酸素の発生を弱まらせ、希薄にする方位であり、陰陽の気が変化するところでもあるため、体の弱い人は要注意の方位です。

また、お年寄りで尋常ではない頑固な方の場合、なぜか南西方位に問題があることが多い点も不思議なことだと感じています。

ちなみに、自宅からみて南西方位の近い距離に人の住まなくなった古い家や荒れ寺があると、家族の離散、遠方での死別の相となる傾向がありますので要注意です。

南西方位は女性と不動産に縁あり

上でも解説したとおり、南西の方位は易においては「坤(こん)」であり、大地や母といった女性的原理がその象意となります。

それは大地の豊かな創造力であり、女性の妊娠、出産といった神秘的ともいえる能力の原理でもあります。

そして、ある意味では、私たちの思考を生み出す深層の意識的土壌でもあります。

「坤」の概念としては、受容、育成、従順、貞節、忍耐、堅実、頑固、気苦労、優柔不断等が挙げられます。

色彩におけるイメージカラーは、黒と黄色と混色の黄土色です。

人においては、母、妻、老婦人、大衆、ナンバーツーの地位の人、補佐役、土木関係従事者等が象意になります。

身体面においては、胃腸が象意になります。

九星においては二黒土星の定位となり、南西を吉方として用いることにより、円満な家庭と堅実な考え方、地道な行動が備わるとされています。

それは「坤」の象意である「大地」に根を張ることにも通じます。

 

また、南西方位は不動産と特に深い関係があるため、良い物件を手に入れる秘訣でもあります。

逆に凶方として用いると、不動産購入に関連したトラブルが起こりやすいので注意が必要です。

造成工事中のトラブルや予期せぬ事態による工事の遅延、販売不振などに見舞われやすいので、不動産購入者だけでなく、不動産業者にとっても南西は慎重な対応が必要な方位といえます。

まとめ(南西方位の欠けと張りの影響と対策法)

裏鬼門である南西方位の程よい欠けは福徳安泰の相といえますが、大きな欠けは主婦の家出や病気を招きやすいため気を付けなければなりません。

また、大きな張りは後家運を高めてしまう傾向があるため注意が必要です。

不動産とも縁がある方位でもあるため、物件探しの際には大切に扱っていただきたい方位でもあります。

南西方位が一家の太陽たる主婦にとって、自然的波動エネルギーの根源的吉方位となるよう、南西方位の特質を住まいづくりに上手に活用していただければと思います。

家相風水を考える上で、玄関の位置も非常に重要です。

南西方位の玄関については、以下の記事を参考になさってみてください。


あなたは今、理想の人生を送れていますか?(東京の家相鑑定・風水鑑定の大橋正和オフィス)

 

理想というのは、人それぞれ描くものが違います。

ですが、それぞれが思い描く「理想」を叶える人生を過ごすためには、生活の基盤である「あなたのお住まい」をより良い状態に整えることが大切です。

もし、今あなたが、職場での人間関係や家庭内でのトラブル、恋愛・結婚がなかなかうまく行かない、お金が出ていく一方など、何らかのお悩みや不安を抱えているのでしたら、一度、ご自宅の家相鑑定・風水鑑定を受けてみるのが良いかもしれません。

実績40年超えの建築士である大橋正和が、家の専門家としての経験・知識に、長年にわたり培ってきた東洋占術(姓名判断、四柱推命、九星気学、手相など)の知恵・カウンセリングスキルを融合させた独自のサービスで、お客様の幸せな人生を切り拓いていくお手伝いをいたします。

家相風水に関する問題解決は、「建築士資格を持つ家相風水のエキスパート」に安心してお任せください。

東京拠点の家相鑑定・風水鑑定オフィスですが、現地出張鑑定・オンライン鑑定を中心に日本全国からご依頼を賜っております。

 

 

家相診断・風水診断・間取りのご相談を全国から承っております

鑑定メニュー・鑑定料金の詳細は、以下のページからご確認いただけます