家相風水では階段の位置が家の中央にくるのはダメ?玄関の向きとの関係は?

家相風水カウンセリング建築士の大橋正和です。

家相風水について考えるとき、玄関や水回りの間取り位置を気にされる方は多いと思いますが、出来る範囲で階段の位置にも配慮することが望ましいです。

この記事では、階段に焦点を当てて、家相風水の観点から解説していきます。

家相風水の観点からの階段の位置による影響と吉相の条件とは?

一般のお客様が間取りを考えられる場合、一階部分を平面的に考えた後、二階へのつながりとなる階段を考え始める時点で、住まいが立体的であることを自覚されることが多いのではないでしょうか。

階段は住まいの中での気の流れが、上下に大きく動くところです。

そのため、家相学的には、玄関から廊下・階段へとつながる方向性により、人体における呼吸器や気管支系統の病気との関連性を判断する規準の一つとされます。

 

地相の悪い土地(陽当たり悪く湿気の多い陰気な土地)で玄関の相構が凶の場合は、玄関を入って階段が真っ直ぐに見えると、気の流れが速くなりすぎてしまいますので、

・風邪を引きやすくなる
・呼吸器の病気に罹りやすくなる

といった傾向が出やすいです。

 

階段を流れる気には、湿気や臭気も含まれますので、階段の上り口のすぐ近くのトイレや浴室は避けた方が無難です。(キッチンも同様です)

 

また、これは階段の構造的な問題としても言えますが、

・上り下りの角度を急勾配にしない
・段板の向こうが透けて見える階段にしない

といった点も重要です。

特に、螺旋階段は住宅の階段としては凶となり、不慮の事故や事業不振を暗示する場合があるのでご注意ください。

階段は建物内での事故が起こりやすい場所でもあるので、家相学的にみても安全性の高い階段が吉相の階段の要件となります。

家相風水の観点からの階段の位置に関する6つの対策ポイント

家相方位の観点からの階段のポイントを、6つほど挙げておきます。

①階段を上りきったところが「家の中心」になってしまう中央階段は避ける

万が一、火災が発生した場合、階段が煙突の役目をしてしまうので、家の中央付近が階段の場合には逃げ遅れる可能性が高くなります。

危険度も増すといった戒めの意味もあり、中央階段は凶とされています。

また、一家の主人に金銭面や健康面の障害が出やすく、それに伴う家族の苦労が生まれやすいという傾向も出やすいです。

特に、階段と吹き抜けが家の中央にある場合には、「投機的なことやギャンブルには絶対手を出さない!」といった強い意志を持たないと命取りになりかねませんので、要注意です。

 

家の中心というのは、一家の主人を象徴する場所ですので、階段を設けて踏みつけることは主人の出世の妨げとなり、上下の動きによって運気も安定せず、波乱を呼びやすいとされます。

現状が中央階段の場合の対処法としては、一家の主が意欲向上の気概をしっかりと持ち、穏やかな心で精神の安定に努めることを日々自覚し、実践することが最善となります。

(逆説的には、主人の運命的課題に気付かせるために、中央階段の家を授かったとも考えられます)

②鬼門方位(北東)の階段は避ける

鬼門方位(北東)の階段は、相続や後継者の問題が発生しやすいので、なるべくなら避けるのが無難です。

特に、資産家の方にとっては相続に関する凶作用が強く働くといわれています。

また、男子後継に難が発生しやすいので、男子の過保護は禁物です。

③玄関を入ってすぐの鉄砲階段(直線)は避ける

玄関を入ってすぐの鉄砲(直線)階段は避けるようにしましょう。

特に、子供のいるご家庭の場合、二階へすぐに上がることができるため、自室にこもりやすかったり、黙って外出しやすくなるので親子の断絶やトラブルが生じやすくなる傾向があります。

④真南および真西方位へ向かって上がりきる階段は避ける

真南方位および真西方位へ向かって上がりきる階段は避けるようにしましょう。

真南は「万事急変の相」となり、契約事の突然の解約、縁談の破談を招きやすくなる傾向があります。

真西は、お金の出入りが激しくなり遊興費が増える傾向が出たり、借金が増大する傾向を呼びます。

⑤階段の一部を必ず家の外側の内壁に接するようにする

階段の側板は丈夫な筋違いの役目もしているので、階段の一部が必ず家の外側の内壁に接するようにしましょう。

また、採光を工夫し、なるべく明るくすることも大切です。

明るい階段は安全性も増して吉相となります。

⑥十三階段は避ける

迷信であっても気にしやすい人の場合は、死刑台を連想させるので十三階段は避ける方が無難です。

玄関の方位(向き)による階段の位置の注意点

西玄関の場合、西道路で西玄関を入ってすぐの「西から東へ上がる一直線の階段」は、特に気がかりです。

また、西向き玄関の北方位に階段を配置する間取りも好ましくありません。

なお、西玄関における東南方位の階段は、良い気が落ち着かず、子供に凶作用が出やすくなる傾向があります。

同様に、南玄関の西北方位の階段も子供に凶作用が出やすいので注意が必要です。

 

玄関の向きごとに、それぞれに応じた方角別の間取りチェックポイントがあります。

気になる方は、以下の記事を参考になさってみてください。

まとめ(家相風水上、階段の位置は家の真ん中にくるのは避けましょう)

家相風水上、階段の位置として避ける方が望ましい点をいくつかご紹介しましたが、特に、ご自宅の真ん中に階段を配置する間取りは避けることが望ましいです。

また、玄関の向きによっても吉凶は変わってきます。

気になる点がある場合は、家相風水の専門家にご相談の上、正しい対処法を講じてもらうようにしましょう。


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